麻布テーラー銀座7th店に集合
普段は、麻布テーラーの本部に勤務するMDの上月とプレスの篠塚が、銀座7th店長の太田の下に集まりました。談笑しながらも、時より真剣なプロの目線で、シャツ論議がスタート。やはり、お客様同様に彼らもコーディネーションやトレンドなどを話しながら、イメージを固めていくようです。
生地選びは全体の調和を
考えながら行います
次は、一番重要な生地選びです。上質な綿100%から機能的なリンクルフリー、トーマスメイソン等の海外生地までとても豊富。合わせたいスーツやジャケット、ネクタイを合わせるのかなど、全体の調和を想定して選んでいるのが印象的です。白いキャンパスに絵を描いていくように、それぞれの個性が書き込まれていきます。
ディテール選びはトレンドを意識
生地が決まれば、襟型やカフス型、ポケット型などディテールを選んでいきます。襟型37種類、カフ12種類、ポケット13種類もあるので、三者三様の個性が出ます。生地とディテール見本を合わせながらセレクトしていますが、ディテールのルーツを理解していながらもトレンドを意識したセレクトです。
デザイン選びは基本も大事に
釦や刺繍はもちろんのこと、フロントスタイルや着心地を高めるためのタックやプリーツなどが施されるバックスタイルなどのデザインまでセレクトできるのが麻布テーラーです。好みが分かれるデザイン選びですが、ここもディテールのルーツを考えながら基本を大事にセレクトしていました。
約3週間後に
完成したシャツはこちら!
ピッティウオモなどの海外出張も多いMD上月は、上級者らしいトーマスメイソンのオルタネートストライプをセレクト。英国テイストのオルタネートストライプに米国テイストのラウンドカラーを合わせる、ブリティッシュアメリカンを意識しました。シャツのストライプのグリーンとスーツのブラウンを拾ったネクタイのセレクトも全体の調和を考えてセレクトした成果です。
品番TMS51073 ¥22,000
毎日スーツを着て店頭に立つショップマネージャーの太田は、実用的な形態安定ワールドトラベラーのヘリンボーン柄をセレクト。クラシコイタリアモデルのスーツの高めのゴージラインと並行なワイドカラーで全体のバランスを考えたことで、バランスの良いⅤゾーンが完成しました。控え目なイニシャル刺繍は、彼らしい控え目な個性の選出ポイントです。
品番97908 ¥14,300+刺繍オプション ¥550
メディア対応に追われるアクティブなプレスの篠塚は、Blue&Whiteシリーズのロンドンストライプ柄をセレクト。定番の紺ブレとジーンズに、定番のボタンダウンではルール通り過ぎているので、トレンドのタブカラーで自分なりの個性を演出しました。襟先の釦を留めることでネクタイを立体的に見せてくれます。時計つける左手首のみ1㎝カフス大きくして時計の収まりを良くしているのも隠れたこだわりです。
品番97044 ¥8,800
着用シーンを考慮した上で、お客様のお好みも反映できるのが麻布テーラーのオーダーシャツです。
自分だけの個性溢れるオーダーシャツをお考えの方はぜひスタッフまでご相談ください。